平成27年も6時間を切りました。
今年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか?
当院のモットーは「一生自分の歯で健康的(健口的)な生活を送るための手助けする。」です。
一年を振り返って以前に比べ、メンテナンス、定期健診に訪れる方が少なくなっている気がします。
一連の治療、診療が終了してそこで終わりになってしまっている方が多く見受けられます。
来年は「メインテナンス」に比重を置くことができればと思います。
昔から歯科医院を受診することはいやな物の一つにあげられています。
でも、それは過去の考え方です。
もともと、歯の表面は堅いエナメル質に覆われています。むし歯になると堅いはずの表面は溶けて柔らかい有機質に富んだ象牙質が現れます。むし歯菌はさらに深く入り込み、その中の歯髄(神経・血管)の組織にまで到達します。
それぞれの段階で異なった症状が起こります。
一連のむし歯の進行状態では一時的に痛みが消失することがあります。
ですが、決してむし歯が治った訳ではありません。
せめて、象牙質のむし歯で介入することができると、より長く歯を使うことができます。
歯の歯髄を除去しなければいけないほどのむし歯になると、否が応でもでも歯の歯髄を除去しなければなりません。そうなると、歯そのものには栄養が行き渡らないので、歯そのものの寿命は短くなります。
もっと、お口の中の状態に目を向けてください。
よろしくお願いいたします。
2015.12.31
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