アマルガム治療について


「アマルガム治療」

という治療方をお聞きになったことがありませんか?

むか〜〜し子供の頃に小さなむし歯の治療にこの処置を施された事があると思います。


アマルガム治療は「銀、錫、銅など」の金属の粉末を水銀(無機水銀)で錬ってできた合金を窩洞(むし歯を削除して、詰めるための穴)に埋め込む治療のことをいいます。


錬るための水銀は無機水銀だから大丈夫と私たちは学生の時に教えられました。その後の研究の結果、世界の考え方は



やはり水銀を使った

アマルガム治療はよくない。



という結果におちつきました。

今年は2年に1度の診療報酬改定に当たります。4月からの新しい歯科診療報酬にはアマルガム治療の保険点数は削除されています。

もし、アマルガムがまだ口腔内に残っているのなら、除去しレジン修復に置き換えた方がいいと思います。

最近開業された歯科医院ではアマルガム修復自体やらないでしょう。ですが、40代以上の方は、子供の頃にこの治療を受けた可能性があります。

当院の診断書をお持ちの方は「AF」と書いてあれば、そこはアマルガム修復をした歯ということになります。

症状がないから放置してもいいとは考えず、アマルガム修復をした箇所がある場合、レジン修復へのやり替えをおすすめします。



 
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